アザラシオイル

アザラシオイルって知ってますか。狭心症や心筋梗塞に効果があるということで、話題になってますね。ではアザラシオイルとは、どういうものなのか。少しだけ説明します。歩いているときや階段を上っているとき、急に胸が重苦しくなることがありませんか。じっとしていれば、楽になるので、痛かったことさえ忘れてしまいます。それは、狭心症の信号かもしれません。また、左肩や左腕、背中が痛みが気になりませんか。それは筋肉痛ではなく、心筋梗塞の可能性があります。狭心症も心筋梗塞も、その主な原因は動脈硬化です。動脈硬化は3つに分類されています。テレビなどで紹介される、大量の脂質沈着をともなう「粥(じゅく)状硬化」の動脈硬化がよく知られているでしょう。「血液がどろどろになる」というアレです。動脈硬化を防ぐには、健康的な食生活と適度な運動が必要ですが、毎食バランスのとれた食事をするのも、難しいものですしね。血液をさらさらにするサプリメントといえば、DHA(ドコサヘキエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)です。鰯(イワシ)や鯖(サバ)鯵(アジ)などに多く含まれています。DHAは、記憶の向上・認知症の改善・視覚機能の向上に効果があり、EPAには、動脈硬化を防ぐ・アレルギーの抑制・コレストロールを減らす働きがあります。もちろん、アザラシオイルにも、DHAやEPAなどの脂肪酸が含まれています。しかし、それ以外にも動脈硬化に有益な成分が大量に含まれているのです。それは、DPA(ドコサペンタエン酸)というものです。DPAは、DHAなどよりも、抗血栓作用が強いため、血液を、よりさらさらにして、血の塊(血栓)ができることを防ぎます。さらに、活性酸素によって傷んだ血管の内壁を修復能力は、DHAの10倍も強いのです。DPAはサバやアジにも含まれています。アザラシオイルにはそれらの魚の油より、数倍ものDPAがあります。アザラシオイルは、ビタミンやミネラルも豊富なので、複合的に心臓を若返らせることが期待できるのです。