用語 サプリメント あ行


サプリメントをよく知りたい方のためにカタログやチラシによく使われる用語をまとめてみました。
サプリメントを正しく理解し自分に適したサプリメントを選択するために用語集をご活用ください。
ここでは、あ行の用語をまとめています。

”あ”から始まるサプリメント用語

●アーティチョーク
アーティチョークとは、大型のアザミに似たキク科の多年草で和名はチョウセンアザミといいます。
アーティチョークには食物繊維が多く、健胃作用があり、葉から抽出されるエキスは脂肪の消化が苦手な人の為に胃腸薬として使われています。 また、体のむくみをとったり、血中コレステロール値や中性脂肪値を下げたり、心臓を健康にする肝機能改善作用もあります。


●アーモンド
アーモンドエキスはアーモンドの種子のエキスです。
アーモンドは天然の洗顔料にもなり、肌を保湿し、皮膚を柔らかくします。
アーモンドオイルは血中コレステロール値を下げる効果が認められ、心臓病の予防に効果があることが分かってきました。


●アイブライト
アイブライトの和名はヤクヨウコゴメグサといいます。
アイブライトという名前の通り、目の炎症や充血などの症状に使われるハーブです。
アイブライトは血行を良くするので、目の下のクマ、疲れ目、目のかゆみなどに効果的です。
むくみがとれ、ぱっちりとした目元に整える効果もあります。


●亜鉛
亜鉛は、健康維持に必須のミネラルで遺伝子の働きに欠かせません。
亜鉛は、尿や汗などとして体から排出される量が鉄よりも多いので、食事やサプリメントなどで摂取するのがよいです。
亜鉛を多く含む食べ物は、カキ(牡蠣)が最も多く、レバー・ウナギ・カシューナッツ・たらこ・さんま・ホタテ・アーモンド等があります。


●赤タマネギ
赤タマネギには糖度の高いオリゴ糖が多く含まれており、元来オリゴ糖は、ビフィズス菌の餌になる成分で、そのビフィズス菌が増えることによって、腸の運動が活発になり排便が促されるようになります。
赤タマネギから作られる薬は、鼻カゼやアレルギー反応、花粉症の治療に用いられます。


●アカツメクサ
アカツメクサはレッドクローバーの和名。マメ科シャクジソウ属の多年草ハーブでムラサキツメクサとも呼ばれます。
アカツメクサの花には、イソフラボン、アントシアニン、クマリンなどの植物栄養素が含まれています。
更年期障害、骨粗しょう症、ガンや生活習慣病の予防などの効果があります。
アカツメクサは、一部の健康食品との併用や妊娠中の服用は避けるべきです。


●アカミミズ
アカミミズとはルンブルクスルベルスのことで、ルンブルキナーゼという血栓を溶かす酵素が含まれており、心筋梗塞、脳卒中などの予防に効果があります。
アカミミズは日本ではサプリメントとして入手可能です。


●赤ワインポリフェノール
赤ワインポリフェノールは、赤ワインに豊富に含まれるポリフェノールのことで抗酸化作用が強く、血栓の生成を遅らせるので、心臓発作や心臓マヒなどの予防になります。
また、赤ワインポリフェノールが、ガン腫瘍の形成速度を遅らせるという実験報告もあります。


●アガリクス
アガリクスは、ブラジル原産のキノコ。アガリクスの和名はヒメマツタケといい、β−グルカンという成分が含まれています。
β−グルカンはブドウ糖が多数つながった多糖体の一種で、免疫力を高めるので抗がん作用があります。 アガリクスは糖尿病や生活習慣病にも有効であるといわれています。


●秋ウコン
秋ウコンはウコンの一種で、ターメリックともいいます。 春ウコンがキュウオウ、紫ウコンがガジュツです。
「ウコン」と呼ぶと通常はカレー粉の原料にもなる秋ウコンを指します。
秋ウコンの色素成分クルクミンは、強力な抗酸化物質で肝臓によく効き、アルコールの分解を早めます。
秋ウコンは血液の凝固を防いだり、コレステロール値を下げる作用もあります。


●麻オイル
麻オイルには善玉脂肪であるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
麻オイルは、関節炎などの炎症を抑える作用、心臓病の予防、自己免疫力の向上、がん腫瘍の成長抑制、肌・髪の毛・爪の健康維持、うつの予防などの効果があります。


●アスコルビン酸
アスコルビン酸とは、ビタミンCの正式な名称です。
アスコルビン酸(ビタミンC)は、新鮮な野菜・果物や緑茶などに含まれ、熱に弱く、すぐ分解してしまいます。
強い還元作用があり、体内の酸化還元反応に関与し、抗酸化作用があります。
また、コラーゲンの合成を助けるので皮膚や骨を丈夫にする。抗ストレス作用があります。
アスコルビン酸(ビタミンC)が不足すると壊血病を起こしたり、疲れやすい、カゼをひきやすいなどの症状が出ます。


●アスタキサンチン
アスタキサンチンは、サケの切り身やイクラに含まれる赤色のカロチノイド系色素の一種で、抗酸化力が強く、ビタミンEの約500〜1000倍、β−カロチンの約100倍あるといわれています。
抗炎症、不眠症予防、動脈硬化抑制、痴呆症改善、ストレス抑制、老化防止、皮膚機能の向上などの効果があります。


●アストラガラス
アストラガラスとは、アストラガルスのことで、和名はオウギといいます。
アストラガラスの根の部分を薬用に利用し、免疫機能を高めるフラボノイドやサポニンを含み、全身の機能を高め、疲労時の寝汗を止め、皮膚を美しくし、身体のむくみをとるといった作用があります。
強壮作用、利尿作用、血糖降下、抗腎炎、末梢循環改善、冠状動脈拡張、血圧降下、抗ストレス、抗菌などの効果もあります。


●アスパラギン
アスパラギンは、体内で合成可能な非必須アミノ酸で、体内に吸収されるとアスパラギン酸に変化するアスパラギンというアミノ酸が多く含まれています。
アスパラギン酸は疲労回復に有効で、新陳代謝を促進し、たんぱく質の合成を高める作用があります。
グリコーゲンの原料になります。


●アセロラ
アセロラはビタミンCがたいへん豊富で、100gあたり1000mgを超えるビタミンCを含み、レモンの30倍以上あります。
アセロラは、ビタミンCのサプリメントに、天然のビタミンC源として配合される場合が多く、アセロラに含まれるているビタミンCは、吸収率が非常に高く質が良いといわれています。


●アミノ酸
アミノ酸は、身体を構成するたんぱく質のもととなる成分で、種類や結合の仕方によって骨、筋肉、皮膚、髪、爪、血液などを構成するたんぱく質となったり、神経伝達物質になったする体の大切な成分です。
アミノ酸をサプリメントとしてとる場合は、筋力トレーニングの直前にとると良いとされています。


●アニス
アニスは、セリ科の植物で種子はスパイスとして料理に使用され、薬用にも使用されます。
アニスをハーブティーにするには、種子を砕いて煮出します。
せきや消化不良を緩和する効果があります。


●アブタ
アブタは女性のホルモン・レベルを正常にし、痛みを和らげると考えられており、女性用の強壮剤や月経にまつわる不調を解消するハーブ製品に配合されています。


●アメリカニンジン
アメリカニンジンは、北米に自生するジンセンの一種で、熱を下げる作用、消化機能を改善する作用などがあり、疲労や集中力減退、体力回復などにも使用されます。
ストレスへの耐性を高めたり、コレステロールを下げる効果もあります。


●アラキドン酸
アラキドン酸は必須不飽和脂肪酸の一つで、γ-リノレン酸とともにビタミンFとも呼ばれています。
アラキドン酸には、学習・記憶能力低下の改善、高齢者の認知応答改善などの働きがあるとの報告もあります。
アラキドン酸の過剰摂取は動脈硬化、高血圧、アレルギー疾患の要因になる恐れがあります。


●アラニン
アラニンは体内で合成可能な非必須アミノ酸で、脂肪燃焼効果があります。
アラニンは角質に含まれている天然の保湿成分のひとつで、天然保湿成分として化粧品に配合されています。


●アラビノガラクタン
アラビノガラクタンには、整腸や保湿などの作用があり、生体吸収性も良く、免疫力を向上させたり、便通を良くする効果があります。


●アリシン
アリシンは、ねぎやニンニクに含まれる特有のニオイ成分で、肝臓での脂肪代謝を高め、脂肪燃焼をアップする効果があります。
アリシンにはその他に、糖質代謝に必要なビタミンB1の吸収を促進する作用や、強壮作用、食欲増進、抗酸化作用、殺菌などの作用があります。


●アルギニン
アルギニンはアミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌に関わっています。
成人では非必須アミノ酸だが、成長期にある子どもは、十分な量のアルギニンを体内で作ることができないため、必須アミノ酸と位置付けられています。
成長ホルモンを分泌する脳下垂体の正常な機能を促すのがアルギニンの役目です。


●アルギン酸
アルギン酸は昆布やワカメ、ヒジキ、モズクなどの褐藻類に多く含まれ、ヌルヌルしたぬめり成分のことで水溶性の食物繊維です。
アルギン酸には、カリウムの働きにより血圧を下げるほか、血中コレステロールの低下作用、血糖値の上昇抑制作用、ダイエット効果、便秘解消、大腸がんの予防、動脈硬化の予防、胆石の予防などの作用があります。


●α(アルファ)カロチン
α(アルファ)カロチンは、野菜に含まれる色素のひとつで、緑黄色野菜に含まれる赤や黄色の色素です。
α(アルファ)カロチンなどの一部のカロチノイドは、体内でビタミンAに変化して、体の調子を整えるために働きます。 また、α(アルファ)カロチンには、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
ガンや生活習慣病の予防効果もあります。


●α(アルファ)リノレン酸
α(アルファ)リノレン酸は不飽和脂肪酸で、リノール酸と同様に人間の体内で合成することができず、食品から摂取しなくてはならない必須脂肪酸です。
α(アルファ)リノレン酸は食品では、しそ、えごまななど緑の濃い野菜に多く含まれ、体内に入るとEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)に変化し、血液をサラサラにし動脈硬化を防ぎます。 また、抗アレルギー作用があるので、アトピー性皮膚炎などを緩和する働きもあります。


●α(アルファ)リポ酸
α(アルファ)リポ酸は、体内のほとんどの細胞に存在する補酵素のことで、細胞がエネルギーを作り出す際に大事な役割をしており、糖分からエネルギーを作り出す過程で必要な栄養素です。
α(アルファ)リポ酸は、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質を再び活性化させ、抗酸化力を長時間持続させる効能があります。
α(アルファ)リポ酸は体内でも微量に合成されるが、食品には少量しか含まれていないので、サプリメントで摂ることが望ましいとされます。
α(アルファ)リポ酸は、糖尿病対策として人気が高いサプリメントです。


●アルブミン
アルブミンは、動物や植物の細胞に含まれるたんぱく質の一部で、血清、乳汁、卵の白身などに含まれます。
小麦アルブミン、卵白アルブミン、血清アルブミンなどの種類があり、小麦アルブミンは血糖値の上昇を抑える働きがあります。


●アロイン
アロインはアロエに含まれる成分で、葉皮に含まれます。
アロエベラとケープアロエに含まれるアロインは、日本では医薬品となっています。
アロインは腸内で大腸の動きを活発にする成分に変わり、便通を良くする効果があります。
しかし、アロインを大量に使用すると、腹痛をおこしたり、子宮が充血する場合もあるので、月経期間や妊娠しているときには、使用する量に注意する必要があります。


●アロエベラ
アロエベラはユリ科の植物でアロエベラの半透明の葉肉部分に、アミノ酸類、ビタミン類、ミネラル類、酵素類、多糖体、食物繊維など、たくさんの栄養素が含まれています。
アロエベラの葉に含まれている多糖類の主要成分であるエースマンナンは免疫力を高める作用があります。


●アンゼリカ
アンゼリカとは、アンジェリカのことでセリ科多年草で、ドイツでは医薬品として認められています。
アンゼリカ(アンジェリカ)の茎は料理に使い、根は薬用に使います。
アンゼリカ(アンジェリカ)の根と種から精油が取れるが、日光で変化する成分が含まれているため、顔など光が当たる部分には精油は塗らない方がいいです。


●アントシアニン
アントシアニンは、ブルーベリーやムラサキ芋などに含まれる紫色の色素のことでポリフェノールの一種で、抗酸化物質なので、疲れ目を改善し、視力を向上させます。
また、血液をサラサラにし、血行を良くするので、冷え性を改善したり、脂肪の燃焼を促進する効果もあります。
その他にアントシアニンは、肝機能の向上、血圧抑制効果なども期待できる。

”あ”から始まるサプリメント用語ここまで

”い”から始まるサプリメント用語

●イエロードック
イエロードックとは、タデ科の多年草で根の部分を粉末にして使用するハーブです。
イエロードックは、古くからガンなどによる衰弱に用いられており、肝機能の改善に効果があるといわれています。
その他に下剤として使うと穏やかに働き、おなかが痛くならなく、血液浄化も強力で、皮膚感染症などにも高い効果があるといわれています。
また、鉄を多く含むので、鉄欠乏性貧血にも有効で利尿促進、消化不良、関節炎にも効き、デトックス効果もあります。


●イグナチア
イグナチアは、「ホメオパシーのプロザック」と呼ばれます。
ホメオパシーとは、同毒療法、同病療法などと訳され、うつ状態や不眠症、胃腸の不調など、精神的な不安からくる症状のある患者に処方され、気を鎮める効果があります。


●イコサペンタエン酸(IPA)
イコサペンタエン酸(IPA)とは、エイコサペンタエン酸(EPA)のことで多価不飽和脂肪酸の1種です。
イコサペンタエン酸(IPA)は、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、血液をサラサラにするので、動脈硬化や脳血栓、心筋梗塞、高血圧などの予防に役立ちます。
イコサペンタエン酸(IPA)は、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状の改善、胃腸や皮膚の炎症も予防します。


●異性化リノール酸
異性化リノール酸とは共役リノール酸のことで植物由来(サフラワーやヒマワリの種子の油)の脂肪酸の一種です。
ダイエットに効果的な性質を持っており異性化リノール酸は、エネルギー消費と脂肪代謝に効果があり、体脂肪の分解を助け、コレステロール値を下げ、筋肉を増やし、リバウンドを抑え、分解された脂肪の燃焼を促進します。
有酸素運動と併用するとダイエット効果を上げることができます。


●イソフラボン
イソフラボンとは、大豆などの植物に多く含まれるポリフェノール成分の一グループです。
大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをすることで注目されている健康成分です。


●イソマルトオリゴ糖
イソマルトオリゴ糖は、味噌、醤油、清酒などの醗酵食品や、蜂蜜にも含まれている天然成分で、腸内を活性化してビフィズス菌や乳酸菌などを刺激し、免疫力を増強、便性・便通を改善します。
イソマルトオリゴ糖は消化酵素によって消化吸収されないので、ビフィズス菌や乳酸菌などの有用菌が増殖します。


●イソロイシン
イソロイシンは、筋肉でエネルギー源になる分岐鎖須アミノ酸(BCAA)で、食物から摂取する必要がある必須アミノ酸の一つです。
イソロイシンは、子牛肉、鶏肉、さけ、牛乳、プロセスチーズなどに多く含まれており、肝硬変の改善、成長促進、疲労回復、神経機能の補助、血管拡張、肝機能や筋肉の強化などの作用をします。


●イチョウ葉エキス
イチョウ葉エキスとは、イチョウ科落葉高木のイチョウの葉から抽出したエキスで、フラボノイド、ギンコライドなどの有効成分が含まれているため、活性酸素を除去する作用があり、血栓やアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーに効果があります。
イチョウ葉エキスにより脳の血行がよくなることで脳の機能が活性化し、記憶力の改善やアルツハイマー病にも効果があるといわれています。


●イヌリン
イヌリンは、菊芋の主成分は根に含まれます。
フルクトース(果糖)が数十個ほどつながってできた多糖類の一種で消化酵素で分解されないイヌリンは、食物繊維のような働きをします。
イヌリンには糖の吸収を抑える作用があり、血糖値上昇を抑え、抗糖尿病食品、抗ストレス食品として注目されています。


●イノシトール・ヘキサニコチネート
イノシトール・ヘキサニコチネートは、ニコチン酸のナイアシンの一種で、ビタミンB群のひとつで血中コレステロールや中性脂肪値を下げる効果があるため、心臓病などを予防する効果があり、副作用もありません。
血行を良くする効果があるので、肩こりやしびれなどにも効果があり、脳を活発にもするので記憶力強化の働きもあります。


●イノシトール6リン酸
イノシトール6リン酸は、IP6(アイピーシックス)、フィチン酸とも呼ばれイノシトールとリン酸が結合した化合物です。
穀類のぬか・ふすまや豆類に含まれており、食欲を抑えたり、抗酸化作用によりガンの予防に効果があるが、ミネラルの吸収を妨げる成分でもあります。


●イブニング・プリムローズ
イブニング・プリムローズとはアカバナ科植物でメマツヨイグサ、マツヨイグサとも呼ばれます。
イブニングプリムローズの種子のオイル(月見草オイル)にはγ(ガンマ)リノレイン酸が含まれており、炎症を和らげたり、免疫力をサポートする作用や、高血圧やコレステロールを下げる働きがあります。
前立腺肥大、月経前症候群などにも効果があります。


●イワシペプチド
イワシペプチドとは、イワシ(サーデン)から抽出したたんぱく質を酵素で分解し純度の高いペプチドに精製したものでイワシペプチドには血圧を下げる効果があり、食品に由来する天然成分のため吸収にも優れています。
トクホ(特定保健用食品)の「血圧が高めの方に適した」分類にはサーデンペプチド配合の飲料やサプリメントが厚生労働省から認められています。


●イワベンケイ
イワベンケイは、ベンケイソウ科の高山植物でエネルギーアップ効果があり、古来より体力、持久力を増強したり、疲労回復などに使用されてきました。
強力な新陳代謝を促す働きがあるため、脂肪を燃焼させる働きもあり、臨床試験により、イワベンケイには認知力や記憶力を向上させる作用があることもわかりました。

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”う”から始まるサプリメント用語

●ウイキョウ
ウイキョウとは、セリ科多年草フェンネルの和名で香辛料としても使われます。
ウイキョウは、咳止めや消化薬として使われ、食欲増進の働きもあります。
ウイキョウをハーブとして使うとおならを出やすくする働きもあります。


●ウコン
ウコンとは、ターメリックのことでショウガ科ウコン属の多年草です。
春ウコンがキュウオウ、紫ウコンがガジュツと呼びます。
「ウコン」と呼ぶと、通常はカレー粉の原料にもなる秋ウコンを指し色素成分クルクミンは、強力な抗酸化物質で肝臓によく効き、アルコールの分解を早めます。
血液の凝固を防いだり、コレステロール値を下げる作用もあります。

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”え”から始まるサプリメント用語

●エキナケア
エキナケアとは、エキナシア、エキナセアのことでキク科の多年草です。
エキナケアには、抗ウイルス、免疫強化、殺菌消毒、抗感染作用などがあり、免疫機能を高めることにより、風邪、インフルエンザなどの感染に効果があるとされます。
エキナケアの根や葉をハーブティーとして利用します。


●エゴマ
エゴマは、シソ科の一年草でエゴマ油はエゴマの種子から取るが、アルファリノレン酸を多く含むので、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の抑制や血液をサラサラにする効果があります。
エゴマには抗ガン作用もあり、ダイエットにも有効でもあります。


●Sアデノシルメチオニン
Sアデノシルメチオニンとは、SAMe(サミー)のことをいいます。
Sアデノシルメチオニンは体内のほぼ全細胞に自然に発生する物質で、様々な生理物質の合成に欠かせない成分です。
炎症や痛みを抑える、肝機能の向上、有害物質の排出などの効果があります。
Sアデノシルメチオニンは、通常は体内で十分に生成され不足することはないが、加齢により減少するので、補う必要があります。


●エストロゲン
エストロゲンは、女性の健康を守る上で欠かせないホルモンで、更年期以降、分泌が急激に減少し始め、抑うつ感やイライラ、不眠、頭痛、倦怠感など様々な更年期症状の原因となります。
エストロゲンには、乳ガンと子宮ガンを引き起こす危険性もあるため、大豆イソフラボンなどの植物性エストロゲンが期待されています。
エストロゲンには、女性らしい丸みのある体を作り、コラーゲンの再生能力を高めるなどの働きもあります。


●エゾウコギ
エゾウコギは、チョウセンニンジン・高麗ニンジンと同種のウコギ科植物で根には、食物繊維・カルシウムや、イソフラキシジン・エレウテロサイド等の成分が含まれ、これらの成分が抵抗力を増し、全身の免疫力強化や、体力増強に作用し、精神の安定や抗ストレス、脳機能も活性化する働きがあります。


●N−アセチルシステイン
N-アセチルシステインはアミノ酸の一種で、抗酸化作用があり、肝臓や肺の細胞機能を高めたり、細胞を活性酸素から守ったりします。
N-アセチルシステインは体の免疫システムも強くします。


●エピガロカテキンガレート
エピガロカテキンガレートはカテキンの成分の一つです。
緑茶に含まれるポリフェノールは何種類かあるが、抗酸化作用が一番強いのがエピガロカテキンガレートです。効果としては、コレステロールの低下、ガン抑制、肥満防止などの報告があります。


●エフェドラ(マオウ・麻黄)
エフェドラとは、マオウ・麻黄のことをいい、生薬として鎮咳、解熱、発汗剤などに使用されています。
ダイエットや筋肉増量目的のサプリメントに配合されていたが、アメリカでは危険な副作用が問題となり、販売禁止となりました。日本でも販売禁止です。


●エラグ酸
エラグ酸は、赤ラズベリーに最も多く含まれており、イチゴやザクロなどにも含まれているポリフェノールの一種です。
エラグ酸は抗酸化力が強く、細胞の突然変異や発ガン物質を抑え、ガンを抑制する力を持っています。
エラグ酸にはメラニンを作る酵素の働きを抑える作用があるため、美肌成分として化粧品に配合されています。


●Lアルギニン
Lアルギニンは、成長ホルモンの合成と、その放出に関わっているアミノ酸、アルギニンの天然の形で男性の性的能力を高める効果や、免疫機能を高める効果、筋肉増強効果があります。
Lアルギニンには血管を拡張する作用があり、血液の流れを良くするので、心疾患の症状を改善する効果もあります。


●Lカルニチン
Lカルニチンは、もともと人間の体内で造られている微量成分で、脂肪からエネルギーを取り出すために必要となる成分です。
Lカルニチンは体内で合成されるので、普通は不足しないが、妊娠中や授乳時は必要とする量が増えます。
Lカルニチンが特に不足していなくてもLカルニチンを摂ると体脂肪が燃焼することが報告されており、ダイエットに効果があるとして人気となりました。


●Lグルタミン
Lグルタミンは、アルギニン、オルニチン、プロリンの3種類のアミノ酸から合成されています。
やけどなどの傷の治りを早めたり、病気や加齢から来る筋肉の減少を防ぎ、筋肉を維持しながら脂肪だけを落とす働きもあります。


●LGG乳酸菌
LGG乳酸菌は、生きたまま腸に届き、善玉菌であるビフィズス菌が育つように、腸内の環境を整え悪玉菌の増殖を抑えるので、悪玉菌が作り出す有害物質や発ガン物質の生成を抑えます。
LGG乳酸菌は、アトピーや他のアレルギー性のぜんそく、花粉症等も軽減し、抗コレステロール、抗がんや、胃炎胃潰瘍、高血圧 歯周病等の予防、美肌などにも効果があります。


●エレウテロシド
エレウテロシドは、シベリアニンジン(エゾウコギ)に含まれている有効成分で旧ソ連では、スポーツ選手がエレウテロシド・エキスを積極的にとっていたことが知られています。
A〜Gの7種類のエレウテロシドが確認されているが、エレウテロシドBとエレウテロシドEの研究が特に進んでいます。
エレウテロシドには、運動能力の向上、免疫機能の向上、疲労の除去、抗ストレスなどの作用があります。


●エンゾジノール
エンゾジノールとは、松の樹皮から抽出したポリフェノール成分の一つで産地や抽出法により、エンゾジノール、ピクノジノール、フラバンジノールなどに分かれます。
抗酸化力が強く、活性酸素を除去する効果が高く血行を改善する働きがあるため、冷え性の改善、肝機能の改善、中性脂肪の低下、美肌効果などもあります。
脂肪の吸収を抑制する効果もあります。

                                  ”え”から始まるサプリメント用語ここまで


”お”から始まるサプリメント用語

●オウゴンエキス
オウゴンエキスとは、中国原産シソ科の植物コガネバナの根(オウゴン)から抽出したエキスで、抗炎症作用、収れん作用、保湿、抗アレルギー、抗菌作用があります。
ニキビなどの肌トラブルをおこしにくくするため、化粧品全般に使用されます。
オウゴンエキスは、漢方では生薬として、古くから解熱剤として使われています。


●オーツ
オーツとは、オート麦、カラス麦、燕麦(エンバク)のことをいい、欧米ではシリアル(オートミール)として普通に食されています。
オーツは食物繊維が豊富なので、腸を助け、排便を促進します。
また、心疾患のリスクを軽減し、腸機能が活発になり、脂肪や発ガン物質を排出します。


●オオバコ
インド原産のオオバコ(プランタゴオバタ)の種子の皮を砕いたもので、食物繊維を80%も含むダイエットファイバーです。
保水性・膨潤性に富み、水分を含むと約30倍以上に膨らむので、満腹感が得られダイエットの補助に適しています。
オオバコの豊富な食物繊維が便秘を解消し、コレステロール値や血糖値を下げます。


●大麦若葉
イネ科の植物。大麦若葉とは、大麦の育ち盛りの若葉のことをいい、大麦若葉には、食物繊維、鉄分、カルシウム、カロチンなどの栄養素がたっぷり含まれています。
大麦若葉は、SOD(スーパー・オキシド・ジスムターゼ)という抗酸化作用をもつ酵素も多く含みます。


●オタネニンジン
オタネニンジンとは、ジンセンのことでウコギ科多年性宿根植物です。 朝鮮ニンジン、高麗ニンジン、薬用ニンジンとも呼ばれます。
オタネニンジンには、免疫力向上、疲労回復、抗酸化作用、生殖機能向上、更年期障害緩和、血流上昇などの効果があります。


●オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は、植物性の脂肪やサケ、スズキなどの魚の脂に主に含まれる不飽和脂肪酸の一つで、血液をサラサラにしたり、細胞を正しく機能するために必要な物質で、乳がんを予防する効果があります。EPAやDHAはオメガ3脂肪酸に分類されます。
オメガ3脂肪酸が不足するとイライラしたり集中力が保てなくなったり、うつ病の原因となることもあります。


●オリーブ葉
オリーブはモクセイ科の常緑樹で血圧を下げ、アレルギーや感染症を予防し、免疫力を向上させ、血糖・血圧・コレステロールを下げる働きがあります。
鉄分、カルシウム、ビタミンEが豊富に含まれており、オリーブ葉の有効成分であるオレウロペインはポリフェノールの一種で、抗がん作用があります。


●オリゴ糖
オリゴ糖は糖質の一種でフラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖などがあります。
腸内細菌の善玉菌の割合を増やして、便秘を改善するなどお腹の調子を整えたり、虫歯になりにくい甘味料として用いられたり、血糖値や中性脂肪の上昇を抑える作用もある。


●オルニチン
オルニチンは、体内で合成可能な非必須アミノ酸で、アンモニアを肝臓で尿素に変えて解毒するときに、アルギニンから生成されます。
成長ホルモンの分泌をアルギニンと共同で促進し、腸管を保護する作用があります。
成長ホルモンの分泌を促し筋肉を増強する作用や、免疫力を高める作用などもあります。


●オレイン酸
オリーブ油の約80%を占めている脂肪酸がオレイン酸で熱に強く酸化されにくい。
オレイン酸はヒトの体の中にある脂肪酸のうちでも最も多くを占め、血中のコレステロールを減少させ、血液をさらさらにする効果があります。
オレイン酸はリノール酸と違って、悪玉コレステロールだけを減少させるので、動脈硬化の予防に役立ちます。


●オレガノ
オレガノは、シソ科の多年草。オレガノの和名はハナハッカ(花薄荷)で、抗菌作用、鎮静作用、カゼの初期症状をを鎮める作用、食欲増進作用、消化促進作用があります。
ハナハッカの名の通り、ハッカの香りがあるため料理やハーブティーなどにも利用されます。

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