用語 サプリメント か行


サプリメントをよく知りたい方のためにカタログやチラシによく使われる用語をまとめてみました。
サプリメントを正しく理解し自分に適したサプリメントを選択するために用語集をご活用ください。
ここでは、か行の用語をまとめています。

”か”から始まるサプリメント用語

●カカオマスポリフェノール
カカオマスポリフェノールはポリフェノール成分のことで、ココアやチョコレートの原料になるカカオ豆に含まれる。
カカオマスポリフェノールには、活性酸素を抑える働きがある。その他にもカカオマスポリフェノールは、動脈硬化、ガン、アレルギーなどを抑制する。


●核酸
核酸は、栄養分を吸収しながら再生と崩壊を繰り返す動植物や微生物の細胞の中心にある物質が酸性であることから核酸と呼ばれる。DNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)の二種類がある。
核酸には、細胞の分裂・成長・エネルギー生産のコントロールやアミノ酸からタンパク質を合成する働きがあり、加齢とともに減少し老化の原因となる。核酸は新陳代謝のエネルギーとなる。


●ガジュツ
ガジュツとは紫ウコンの正式名。古来よりガジュツ(紫ウコン)は「医者要らず」と呼ばれてきた生薬。
ガジュツ(紫ウコン)は、シネオール、カンファー、アズレンなどの精油成分を含め有効成分が多数含まれている。
ガジュツ(紫ウコン)には健胃効果、胆汁促進、ピロリ菌除菌作用、抗潰瘍作用、殺菌作用、歯周病改善作用などがある。


●カテキン
カテキンは緑茶の渋み成分。カテキンには、抗ガン作用や抗微生物作用がある。カテキンは、すぐれた抗酸化力を持っていて、体内の毒素を消し、細胞や遺伝子の損傷を防ぐはたらきがある。口臭を予防する効果やピロリ菌を減らす働きがあるので胃潰瘍の予防にもなる。
カテキンの体脂肪を減らす作用に注目が集まっている。


●カバカバ
カバカバは、コウショウ科の植物。カバカバの根から抽出される成分が、不安感を和らげるとして、サプリメントや健康食品として利用されてきた。
しかし、海外からカバカバによる肝臓外障害などが報告され、日本では医薬品成分として扱うことになった。


●カバノアナタケ
カバノアナタケとはチャーガのこと。クバコウロコダケ科又はサルノコシカケ科のキノコ。
カバノアナタケ(チャーガ)はSOD(活性酸素除去酵素)を豊富に含む。カバノアナタケ(チャーガ)の主な栄養素には、タンパク質、食物繊維、糖質、エルゴステロールやビタミン類、ミネラル類や、フラボノイドなどがある。カバノアナタケ(チャーガ)は、ガン、エイズ、インフルエンザなどの抑制に効果がある。


●カプサイシン
カプサイシンは、トウガラシの辛み成分。カプサイシンはダイエット効果が注目されているが、ほかにも、殺菌作用や体温を上げる効果などがある。カプサイシンはその他にも、交感神経を刺激して脂肪分解ホルモンであるアドレナリンの分泌を促進し、体脂肪の分解と燃焼を促す。血行が良くなるので、肩こりや冷え性なども改善される。


●カムカム
カムカムは、フトモモ科の常緑樹。カムカムは、ペルー共和国アマゾン上流で発見された果物で、ビタミンCの含有量では世界一を誇るスーパーフルーツと呼ばれている。カムカムの果実100gにはビタミンCが2500〜4000mgも含まれており、アセロラの2倍以上、ローズヒップの3倍以上、レモンの25倍以上、キウィフルーツの35倍以上、ブルーベリーの200倍以上のビタミンCが含まれている。


●カリウム
カリウムは、細胞内に存在し、ナトリウムやカルシウムと共に、神経や筋肉の機能を正常に保ち、水分量やミネラルのバランスを維持する。カリウムには塩分を排出する働きがあるので、高血圧の予防になる。カリウムは、ポタシウムともいう。


●カルシウム
カルシウムは、骨と歯をじょうぶにするだけでなく、からだを正常に機能させるのに大切な働きをしているミネラル。カルシウムは、99%までが骨に存在し、血液や細胞の中にも溶け込んでいて、いつも一定の濃度に保たれている。カルシウムが不足すると骨が弱くなり、骨折しやすくなったり、骨粗しょう症を引き起こしたりする。


●ガルシニア
ガルシニアは常緑中高木の植物で、学名をガルシニア・カンボジアと言う。
ガルシニアの果皮に含まれる有機酸であるヒドロキシクエン酸(HCA)の作用により、ガルシニアエキスには体に脂肪が蓄積するのを抑制する効果があることがわかっている。ただし、過剰摂取は副作用を起こす恐れがあるため注意が必要である。


●カルシフェロール
カルシフェロールはビタミンDのこと。カルシフェロール(ビタミンD)は、骨と歯の健康を保つために必要で、D2とD3の2種類があり、日光と食事から得ることができる。
カルシウムの吸収や血中濃度を調整し、カルシウム濃度を一定に保つ。カルシフェロール(ビタミンD)が豊富に含まれている食品は、イワシ、カツオ、マグロ、卵黄、バター、シイタケ、シメジ、タラの肝油など。


●カルダモン
カルダモンはショウガ科の植物。
カルダモンの種子には強い香りがあるため、カレーの原料や肉の臭い消しのスパイスとして料理に使用される。薬用としても使われる。疲労回復、整腸作用があり、体温を下げる働きもある。
カルダモンティーとして飲まれたり、マウスウォッシュやガムとして口臭予防に利用される。


●カルニチン
カルニチンには、L体とD体があるが、L−カルニチンだけに健康効果がある。そのL−カルニチンは、もともと人間の体内で造られている微量成分で、脂肪からエネルギーを取り出すために必要となる成分。L−カルニチンは体内で合成されるので、普通は不足しないが、妊娠中や授乳時は必要とする量が増える。L−カルニチンが特に不足していなくてもL−カルニチンを摂ると体脂肪が燃焼することが報告され、ダイエットに効果があるとしてテレビなどで人気となった。


●カロチノイド
カロチノイドとはカロテノイドのこと。カロチノイドは、緑黄色野菜や果物に含まれる色素成分の総称で約600種ある色素の一種。カロチノイドは抗酸化作用が強く、活性酸素から体を守る。他にもカロチノイドは、ガンや生活習慣病を抑制する働きがある。ルテイン、リコピン、βカロチン、αカロチン、ゼアキサンチンなどがカロチノイドの一種である。


●カンゾウ(甘草)
カンゾウ(甘草)はリコリスの和名。マメ科植物。
甘草(カンゾウ)は根が甘く、砂糖の数十倍の甘味があり、食品の甘味付けやダイエット甘味料としても利用される。
甘草(カンゾウ)の根および根茎を乾燥させたものは漢方薬に広く用いられ、消炎・解毒作用がある。
甘草(カンゾウ)は医薬品としても利用されていて、肝機能障害や皮膚炎、口内炎に効果がある。


●γ(ガンマ)リノレン酸
γリノレン酸は別名ビタミンFと呼ばれる多価不飽和脂肪酸で、体内ではリノール酸から作られる。
γリノレン酸は母乳に含まれるほか、月見草(メマツヨイグサ)などの数種類の植物種子だけに存在する。
γ-リノレン酸はアトピー性皮膚炎やリウマチなどのアレルギー性疾患に効果がある。


●カンラン
カンランとはボスウェリアのこと。カンラン科の落葉高木。カンラン(ボスウェリア)は、古代ハーブ薬の一つ。
カンラン(ボスウェリア)には、関節炎などの炎症性の症状を緩和する効果、心臓病や心臓発作の予防、血中コレステロールや中性脂肪を下げる効果などがある。

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”き”から始まるサプリメント用語

●キシロオリゴ糖
キシロオリゴ糖には腸内のビフィズス菌を増やす働きがあり、食物の繊維を特別な酵素で分解して作られたオリゴ糖。タケノコなどに存在するが、ごく少量。
キシロオリゴ糖は酵素に消化されずに胃や小腸を通過し、そのままの状態で大腸まで届く。
摂取すると、腸の中でビフィズス菌が増殖し、食物繊維を分解して新たに作られたキシロオリゴ糖も栄養源にする。
トクホ(特定保健用食品)として「おなかの調子を整える」という内容表示の許可を得る。


●キチン・キトサン
キチンは、直鎖型多糖類で、カニやエビの甲殻や昆虫の外皮、イカ・貝などの軟体動物の器官、キノコなど菌類の細胞壁などに含まれる動物性の繊維。
カニ殻などから炭酸カルシウム、タンパク質、色素などを除いて精製したものがキチンで、キチンを化学処理し抽出精製したものがキトサン。
キチン質に制ガン効果やコレステロールを低下させる作用がある。
キトサンのサプリメントをキチン・キトサンと呼ぶ場合がある。


●キバナオウギ
キバナオウギはオウギの一種で、アストラガルス、アストラガラスのこと。マメ科植物。
キバナオウギの根の部分を薬用に利用。
キバナオウギは免疫機能を高めるフラボノイドやサポニンを含み、全身の機能を高め、疲労時の寝汗を止め、皮膚を美しくし、身体のむくみをとるといった作用がある。キバナオウギには他に、強壮作用、利尿作用、血糖降下、抗腎炎、末梢循環改善、冠状動脈拡張、血圧降下、抗ストレス、抗菌などの効果もある。


●ギムネマシルベスタ
ギムネマの正式名称をギムネマ・シルベスタといい、ガガイモ科つる性植物。
ギムネマの抽出成分はギムネマ酸で、砂糖の甘味を感じさせなくなる作用があり、食欲減退効果がある。ギムネマには、腸管での糖の吸収を遅らせて、インスリンの分泌を抑える作用や脂肪の吸収を抑える作用もある。ギムネマは、肥満や糖尿病のコントロールに有効とされる。


●キャッツクロー
キャッツクローは、アカネ科ツル植物。キャッツクローの樹皮にはアルカロイドが含まれていて、免疫力を向上させる効果や抗菌・抗炎症作用、抗ウイルス作用などがある。キャッツクローには、ガン細胞の増殖を抑制する働きもあるとされる。


●ギャバ
ギャバはアミノ酸の一種で、γ-アミノ酪酸(GABA)の略称。
ギャバは哺乳動物の脳内に微量に存在する神経伝達物質で、脳内の血流を改善する作用がある。ギャバにはそのほかに、血圧を下げる効果やストレス・イライラを解消する効果などもある。ギャバは日本では飲み薬として実用化されている。ギャバロン茶や発芽玄米といった商品には、ギャバの含有量を高めているものもある。


●キャラウェイ
キャラウェイは、セリ科の二年草。キャラウェイの和名がヒメウイキョウ。
キャラウェイは古くからスパイスや薬として利用されていた。キャラウェイの若葉をスープやサラダ料理などに使用する。キャラウェイの種子に健胃作用がある。


●キョウオウ
キョウオウは春ウコンの正式名称。秋ウコンよりも色素成分のクルクミンの含有量が少ないので、根茎の色が薄い色になる。
キョウオウは秋ウコンと同じように、肝機能を強化し、胆汁の分泌を高めるので、油物の消化などに作用する。
キョウオウの精油には、生活習慣病に効果のある成分が含まれており、血圧やコレステロールを下げる効果がある。


●ギンコライド
ギンコライドは、イチョウ葉エキス特有の成分で、活性酸素を除去する作用があり、血栓やアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーに効果がある。
イチョウ葉エキスにより脳の血行がよくなることで脳の機能が活性化し、記憶力の改善やアルツハイマー病にも効果がある。

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”く”から始まるサプリメント用語

●グアーガム
グアーガムは、インドなどに自生している豆科植物グアー豆の種子の胚乳部分より抽出した多糖類。
グアーガムには整腸作用や排便を促す作用があり、トクホ(特定保健用食品)の成分として認められている。グアーガムは他にも、化粧水、クリーム、歯磨き粉などに配合される。

●クランベリー
クランベリーは、ツツジ科つる性常緑多年草。クランベリーの和名はツルコケモモ。クランベリーは、ソース、ジャム、ジュースなどに用いられる。医療の現場でも利用される。
クランベリーはポリフェノールが豊富で、抗酸化力が強い。高血圧や動脈硬化の予防に効果がある。尿路感染症などの改善効果がある。クランベリーはその他に、歯周炎や歯周病の予防や胃のピロリ菌を減らす効果もある。


●グリシン
グリシンは,体内で合成できる、最も簡単な構造の非必須アミノ酸。グリシンは、動物性たんぱく質中に比較的多く含まれている。通常グリシンは、エビやカニの風味をつけるための調味料として用いられるが、栄養強化剤としても利用されている。またグリシンには,睡眠の質を改善する作用や、抗菌作用、緩衝作用、酸化防止作用などがある


●グリチルリチン
グリチルリチンは、甘草(かんぞう)の根の部分に多い成分で、主成分トリテルペン配糖体に含有されている。グリチルリチンは、医薬品や化粧品、甘味料としても利用される。
グリチルリチンには、胃液分泌の抑制、消化器の潰瘍の治癒、抗アレルギー・抗炎症作用、肝機能向上、抗ウイルスなどの作用がある。


●クリプトキサンチン
クリプトキサンチンとは、柑橘類(温州ミカンやネーブルオレンジ)やトウモロコシなどに含まれている黄色色素成分。クリプトキサンチンは、実よりも皮に多く含まれる。
クリプトキサンチンはカロチノイドの一種で、抗酸化力が強く、強い抗ガン作用があることで注目されている。


●クルクミン
クルクミンは、香辛料ターメリックのあの独特の黄色の主成分。秋ウコンに多く含まれる色素成分。
クルクミンには、抗酸化作用や抗炎症作用があり、肝臓の働きを活発にする働きや、胆汁分泌を促し、アルコールの分解を助ける作用もある。


●グルコサミン
グルコサミンとはアミノ糖の一種で、グルコースにアミノ酸が結びついたもの。
軟骨や腱などに広く存在し、細胞や組織を結合する役割がある。
グルコサミンは軟骨部分でクッションの役目を果たす物質を作る材料になり、軟骨の生成を促進したり、炎症や傷みを和らげる。変形性関節症の痛みの緩和に効果がある。
グルコサミンは、胃が弱い方や糖尿病の方は摂取に注意が必要。


●グルコマンナン
グルコマンナンは、こんにゃくいもから精製される水溶性の食物繊維。これを湯にとかしカルシウム剤で固めたものが食用のこんにゃくとなる。
グルコマンナンは腸で消化されない食物繊維。
グルコマンナンは、高コレステロールの改善、血糖値の抑制、便秘改善などの働きあり、高血圧を防ぐ物質が含まれていることも報告されている。コンニャクマンナンとも呼ばれる。


●グルタチオン
グルタチオンは、アミノ酸の一種。グルタチオンは肝臓の機能を強化する作用が認められている。また、グルタチオンには細胞の老化やガンを防ぎ、若さを保つ作用を期待できる。
グルタチオンは飲むタイプの美肌サプリに配合されたりもするが、システインペプチドという名前で記載されていることが多い。


●グルタミン
グルタミンは人体中で最も豊富なアミノ酸であるといわれ、体内で合成可能な非必須アミノ酸だが、ストレスを受けた時などには、グルタミン要求量が急激に高まり、体内での合成の限界を上回る場合がある。このような時はグルタミンは必須アミノ酸になる。
グルタミンは筋肉のエネルギー源として利用されたり、胃腸の粘膜を保護したり、免疫力を高める働きがある。


●クレスチン
クレスチンは、サルノコシカケ科のキノコ。PSK、カワラタケとも呼ばれる。カワラタケ菌糸体より得られる多糖類で蛋白質と結合している(糖蛋白)。
日本でクレスチンは、政府公認の非毒性がん治療薬として用いられている。しかし、現在では本剤単独では効果がないことが判明しており、他剤との併用で用いられる。
クレスチンは、免疫機能の低下からくる病気の治療に使用され、免疫機能を向上させる効果がある。
またクレスチンは、他のがん治療の効果を高める作用もある。


●グレープシード
グレープシードは、ブドウの種子のこと。グレ−プシードの有効成分はポリフェノールの一種、プロアントシアニジンで、強力な抗酸化力がある。グレ−プシードは、老化を防止し、抗炎症、むくみやシミの解消、目の健康維持、胃潰瘍の予防、血管の健康維持などの働きがある。


●クロッカス
クロッカスとはサフランのこと。アヤメ科サフラン属の多年草。「パエリア」の黄色はクロッカス(サフラン)でつける。
クロッカス(サフラン)は、花粉症、冷え性、生理不順、生理痛、腹痛、イライラ、ヒステリー、更年期障害、神経症、ストレス、不眠症、頭痛、めまい、消化不良、喘息、百日咳などに効果があるといわれている。
クロッカス(サフラン)は流産を誘発する可能性があるので、妊娠中の過剰摂取はダメ。


●クロム
クロムは、糖質や脂質などのエネルギー代謝に欠かせないミネラル。クロムは、インシュリン(血糖値を調節するホルモン)の働きを助け血糖値を安定させ、脂肪とコレステロールの燃焼を促進するため、ダイエット効果が高い。クロムは、あさりやアナゴ、ヒジキ、海苔などの海産物、卵・玄米などに多く含まれる。


●クロレラ
クロレラは、葉緑素(クロロフィル)を豊富に含む藻類。クロレラには、そのほかに、たんぱく質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルがたっぷり含まれている。クロレラは食物繊維も豊富である。


●クロロゲン酸
クロロゲン酸とは、コーヒー豆の主なポリフェノール成分であり、コーヒー豆の芳香成分である。クロロゲン酸は、ガンや老化などの誘因となる活性酸素を補足し除去する抗酸化物質として注目されている。アスパラガスなど野菜類にも含まれる。クロロゲン酸がガン細胞の転移を抑制することが発見された。
またクロロゲン酸には、肝臓での脂肪燃焼を促進する作用がある。


●クロロフィル
クロロフィルとは葉緑素のこと。野菜や海草のなかに含まれる緑色の色素で、光合成を行う。
クロロフィル(葉緑素)には、健胃健腸作用、脱臭作用、殺菌効果、免疫力向上作用がある。
クロロフィルはその他にも便秘の改善や、貧血にも効果がある。

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”け”から始まるサプリメント用語

●ケール
ケールは地中海原産のアブラナ科の植物。
ケールと言えば青汁。ケールは、ビタミンAやB1,B2,Cなどのビタミン類の他、カルシウムやリンなどのミネラルも豊富。ケールには、整腸作用、肝臓機能を高め、ストレスや風邪の予防にも効果がある。


●ケイ素(シリコン)
ケイ素(シリコン)はミネラルの一種。サプリメントとして売られている。
ケイ素(シリコン)にはカルシウムの吸収を助ける作用があり、骨や骨と関節をつなぐ腱などの結合組織を強化したり、コラーゲンの維持に役立つので美肌に効果がある。
ホタテの貝柱はケイ素(シリコン)を多く含み、髪の毛や爪を強くしたり、血管を修復する効果もある。


●ケフィア
ケフィアとは、ケフィールのこと。ヨーロッパでは、ケフィアヨーグルトのような乳酸菌と酵母の複合発酵乳が一般的。長寿で有名なロシアのコーカサス地方でよく飲まれる。
ケフィアがヨーグルトきのこと呼ばれていたのは、形がキノコに似ているから。
ケフィアは、腸内の善玉菌を増やす作用や、コレステロールを下げる作用がある。
ケフィアにはその他にもガン細胞の増殖を抑える作用などがある。


●ケルセチン
ケルセチンは、タマネギや緑茶、リンゴ、赤ワイン、松の葉などに含まれる。
ポリフェノールの一種。
ケルセチンには、花粉症の炎症を緩和、抗酸化作用、脂肪吸収抑制効果、ぜん息を抑えるなどの効果がある。

                            ”け”から始まるサプリメント用語ここまで

”こ”から始まるサプリメント用語

●高麗ニンジン
高麗ニンジンとはジンセンのこと。ウコギ科多年性宿根植物。高麗ニンジンは、朝鮮ニンジン、オタネニンジン、薬用ニンジンとも呼ばれる。
高麗ニンジンには、免疫力向上、疲労回復、抗酸化作用、生殖機能向上、更年期障害緩和、血流上昇などの効果がある。
他に、アメリカニンジン、シベリアニンジン(エゾウコギ)などもサプリメントに利用されている。


●コエンザイムQ10
コエンザイムQ10とは、補酵素Q10のこと。ユビキノンともいう。
コエンザイムQ10は、すべての生体活動のエネルギー源を作るために必要な物質。
コエンザイムQ10を補給すると、心臓の活動が良くなり、スタミナがアップし、むくみが改善される。
心不全や血管梗塞、高血圧などの治療にも使用されてきた。
コエンザイムQ10には肌のしわをとるなどの美肌効果もあり、美容・若返り、活性酸素にも働きかける。
ミトコンドリアの中にこれがないとうまくエネルギーが生産できないというオレンジ色の物質が発見されました。それがコエンザイムQ10です。
多くの臓器のコエンザイムQ10濃度は20代をピークに減少していきます。


●ゴールデンシール
ゴールデンシールは、キンポウゲ科植物。ゴールデンシールには、消化不良や便秘を解消する効果があり、胃炎などの消化器官の症状の改善にも有効。粘膜強壮作用、免疫力向上、抗菌作用などもある。


●ゴマリグナン
ゴマリグナンとは、ゴマに含まれる抗酸化物質の総称で、セサミン、セサモール、セサミノール、セサモリノール、セサモリン、ピノレジノールの6種類がある。これらは脂溶性である。
ゴマグリナンには、血中コレステロールを下げる作用、肝臓の働きを高め、アルコールによる肝障害を予防したり、二日酔いや悪酔いを予防する作用、肝臓ガンや乳ガンを予防する作用などがある。


●小麦アルブミン
小麦アルブミンとは、小麦の中の水溶性タンパク質のこと。
小麦アルブミンには糖の消化をゆるやかにする作用があるので、食後の急激な血糖値の上昇を緩和し、インスリンの分泌を抑え、すい臓への負担を軽減することとなる。


●小麦はい芽
小麦はい芽は、小麦の芽になる部分のことで、ビタミンB群やビタミンE、マグネシウムなどを豊富に含んでいる。
小麦はい芽から抽出した小麦はい芽油には、血液をサラサラにする作用や、老化防止、美容、神経や筋肉組織への酸素供給を高める、スタミナ・体力の向上などの効果がある。


●コリアンダー
コリアンダーとは中国パセリのこと。
シラントロとも呼ばれる。中国では香菜(シャンツァイ)。セリ科一年草。
コリアンダーには胃腸の働きを強め、食欲不振や滋養強壮に効果がある成分が含まれている。
コリアンダーは便秘を防ぐ効果や利尿作用もある。
その他にもコリアンダーにはリウマチや神経痛などを抑制する働きもある。


●コロシントウリ
コロシントウリは、苦味スイカの英名。ウリ科スイカ属。
コロシントウリは薬用植物で、果実に強い瀉下作用があり、常習の便秘症の解消に効果がある。
コロシントウリは疝痛(せんつう)や胃の不調にも効果がある。

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