サプリメント−成分濃縮サプリメントの副作用と好転反応

最近は吸収の良さを売り文句にした成分濃縮されたサプリメントが多く出回っている。
本当に濃縮された成分が急速に吸収されても大丈夫なのか疑問は残る。効果が早く出るサプリメントは、当然副作用にも気を配る必要がある。サプリメントを摂取するとき、「好転反応」という言葉をよく聞く。これは、慢性的な病気の人が、その病気に効果があるサプリメントを飲んだ時に、
病気が良くなる過程で一時的に症状が悪化する現象を言う。
サプリメントでなくても、長年同じ病気を患っていた人が、ある治療法によって改善傾向に向かう時、一時的に発熱、下痢、倦怠感などを経験することがある。しかし、すべてが好転するための反応とみるには危険もある。それは副作用との区別が明確になっていないからである。
サプリメントを服用後に、胃腸の調子が悪くなる、あるいは発疹が出るような場合は、
念のため一度服用を中止し、症状が治まってから再度飲んで、様子をみる慎重さが重要なのである。場合によっては医師に相談すると良い。食べ物でさえアレルギーが出る場合があるのだから、
成分濃縮されたサプリメントが絶対に大丈夫という保証はない。